恵山道立自然公園(読み)えさんどうりつしぜんこうえん

日本歴史地名大系 「恵山道立自然公園」の解説

恵山道立自然公園
えさんどうりつしぜんこうえん

南茅部みなみかやべ町・椴法華とどほつけ村・恵山町戸井とい町にまたがり、亀田かめだ半島の南東端部にそびえる火山、恵山(六一八メートル)を中心に、岩礁や海食崖の発達する亀田半島の海岸部、亀田山地の渓谷で構成される。昭和三六年(一九六一)六月に道立自然公園に指定され、同五四年三月には追加指定があり、現在の指定面積は二六三七ヘクタール。恵山には約六〇種の高山植物が群生し、日浦ひうら海岸(恵山町・戸井町)は約二キロにわたって柱状節理断崖が続く。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「恵山道立自然公園」の意味・わかりやすい解説

恵山道立自然公園
えさんどうりつしぜんこうえん

北海道南西部,亀田半島北部から東部にかけて広がる火山,海浜温泉などを含む自然公園。面積 26.4km2。 1961年指定。高山植物,ツツジ名所恵山 (618m) を中心として,津軽海峡に臨む安山岩の柱状節理の日浦海岸,水無海浜温泉,川汲温泉磯谷温泉大船温泉恵山温泉,石田温泉など観光地が多い。

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