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悉曇学 シッタンガク

デジタル大辞泉の解説

しったん‐がく【×曇学】

梵語・梵字に関する研究部門。仏教渡来後、経典中の梵語の音訳語や陀羅尼(だらに)を理解するために、日本で始められた。特に、密教関係の学僧により大きな発展をみ、国語学史上にも多くの影響を与えた。悉曇

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百科事典マイペディアの解説

悉曇学【しったんがく】

日本における悉曇に関する学問とその伝統。特に密教において盛んであったものをさす。空海の集成もあるが,平安初期の安然(あんねん)の《悉曇蔵》がすぐれ,平安末期の明覚(みょうかく)の《悉曇要訣》,江戸時代の浄厳(じょうごん)の《悉曇三密鈔》は代表的である。
→関連項目音義説国語学声明

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世界大百科事典内の悉曇学の言及

【悉曇】より

…シッダ・マートリカー文字は,6世紀のグプタ文字から発展した変種で,筆記体としては法隆寺の貝葉写本がその代表例とされている。悉曇学とは,中国,日本において,サンスクリット文字に対してなされた文字,音声の学をいう。《大般涅槃経(だいはつねはんぎよう)》の〈文字品(もんじぼん)〉(ないしはそれに相当する部分)に対する注解の形をとって始まった。…

※「悉曇学」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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