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情け無い ナサケナイ

デジタル大辞泉の解説

なさけ‐な・い【情け無い】

[形][文]なさけな・し[ク]
思いやりがない。無情である。すげない。
「随分―・い、苛酷な事もためらわずにする」〈鴎外山椒大夫
同情の余地がない。嘆かわしい。「―・い成績に終わる」「優柔不断な自分が―・い」
みじめである。見るにしのびない。「ずぶぬれの―・い姿」「―・い声で訴える」
無風流である。風情がない。
「白き単衣(ひとへ)の―・くあざやぎたる」〈・手習〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

なさけない【情け無い】

( 形 ) [文] ク なさけな・し
(期待や予想に反していて)嘆かわしい。ふがいなく残念だ。 「我ながら-・い」 「目先の利益しか考えないとは-・い奴だ」
みじめである。貧弱である。 「 - ・い声を出す」 「 - ・い服装」
情けがない。思いやりがない。無情だ。 「継母は-・いもんだとね/照葉狂言 鏡花」 「殊更に-・くつれなきさまを見せて/源氏 帚木
風流でない。興ざめである。 「…と歌ふ声の-・きしも哀れに聞ゆ/源氏 玉鬘
情け容赦がない。むごたらしい。 「墳墓を忽ちうがつて、死骸を実検せらるること、いたはしく-・くぞ聞えし/保元 」 〔そのもの自体に情けがない意の が原義〕
[派生] -が・る ( 動五[四] ) -げ ( 形動 ) -さ ( 名 )

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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