残念(読み)ざんねん

精選版 日本国語大辞典「残念」の解説

ざん‐ねん【残念】

〘名〙 (形動)
① (━する) 思いがあとに残ること。すんでしまった物事やそれまでの状態に対して、満足がいかなくて物足りない感じがすること。また、そのさま。心のこり。
※虎寛本狂言・萩大名(室町末‐近世初)「はて、是程にまで思し召立せられて、御出(おいで)被成れぬと申は、残念な事でござる」
② 対人関係で圧倒されたり、勝負事に負けたりして、くやしく思うこと。また、そのさま。無念
※仮名草子・悔草(1647)中「されども大医をかけて、残念(ザンネン)をはらさばや」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉「残念」の解説

ざん‐ねん【残念】

[名・形動]
もの足りなく感じること。あきらめきれないこと。また、そのさま。「残念なことをしてくれた」
悔しく思うこと。また、そのさま。無念。「負けて残念だ」
俗に、すぐれた素質長所などをもちながら、それが発揮できなかったり、相殺されるほどの大きな短所を併せもったりしているさま。また、単に、良くないさま。「残念なアイデア」
[派生]ざんねんがる[動ラ五]ざんねんさ[名]
[類語](1遺憾いかん不本意心残り残り多い惜しいもったいないあたら残り惜しい名残惜しい口惜しい惜しむ物惜しみ未練愛惜痛惜去り難い後ろ髪未練がましい後を引く/(2心外無念痛恨くやしい口惜くちおしい情けない

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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