愛別(町)(読み)あいべつ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「愛別(町)」の意味・わかりやすい解説

愛別(町)
あいべつ

北海道中央部、上川(かみかわ)総合振興局管内にある町。1961年(昭和36)町制施行。石狩川上流域にあり、町名アイヌ語「アイ・ペッ」(矢・川、またはイラクサ川)に由来。JR石北(せきほく)本線、国道39号が通じる。1894年(明治27)未開原野に区画制が施され、翌年和歌山県などから300戸余が入植したのが開発の初めである。国有林が広い面積を占める。農林業が主で、エノキダケの生産で知られるほか、イチゴメロンも産する。面積250.13平方キロメートル、人口2605(2020)。

岡本次郎

『『愛別町史』(1970・愛別町)』


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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