コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

戸畑区(読み)とばた

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

戸畑〔区〕
とばた

福岡県北東部,北九州市の中央にある区。1924年市制して戸畑市となる。1963年戸畑市,小倉市,門司市,若松市,八幡市の 5市が合体して北九州市となり,戸畑市は北九州市戸畑区となった。洞海湾口にあたる戸畑港は,筑豊炭田の開発に伴い,石炭積出港である若松の補助港として利用されていたが,港湾設備が完備されてから若松港に代わり石炭積出港として発展。周辺には,明治末期から大正初期にかけて金属,紡績,ガラスなどの大工場が進出。昭和初期には共同漁業(→日本水産)の基地となり,漁港としても躍進。第2次世界大戦後は,埋立地が造成され,銑鉄一貫設備をもつ大工場が立地し,大製鉄都市となった。産業構造の近代化をはかるため,北九州テクノセンターが設置されている。戸畑祇園大山笠は国の重要無形民俗文化財に指定されており,2016年に「山・鉾・屋台行事」の一つとして国際連合教育科学文化機関 UNESCOの世界無形遺産に登録された。一枝の旧松本家住宅は国の重要文化財で,特にアール・ヌーボー様式を取り入れた洋館は有名である。夜宮の大珪化木は国の天然記念物。面積 16.61km2。人口 5万9116(2015)。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

RE100

2014年に国際環境NGO「The Climate Group」が開始した国際的な企業連合。業務に使用する電力の100%を再生可能エネルギーに転換することを目的としている。認定を受けるためには、「企業...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

戸畑区の関連情報