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手板 テイタ

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デジタル大辞泉の解説

て‐いた【手板】

漆を塗った小さな板。文字を書いたり消したりすることができるもの。ぬりいた。
笏(しゃく)の異称。
建築の塗装見本にする板。
榑木(くれき)の断面を測るための長方形の板。
江戸時代、金品の逓送に用いた証券。逓送品目・発行者・受領者・飛脚商の氏名などを記入し、送り届けると受領印をもらって持ち帰ったもの。
江戸時代、廻船による運送の際、荷主・品名・数量・送り先などを記して廻船に所持させた積み荷目録。

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大辞林 第三版の解説

ていた【手板】

心覚えなどを書きつけた漆塗りの小さな板。書いた字はぬぐえば消せる。ぬりいた。
しやくの異名。
江戸時代、主として遠距離輸送に使用した一種の納品目録。運送品品目・発送者・受領者などの明細を記したもの。運送責任者たる問屋が二通作成し、一通は積み荷に付し、一通は問屋が保管した。

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世界大百科事典内の手板の言及

【笏】より

…日本ではコツの音が骨に通ずるところからこれを嫌い,またその長さが1尺であったことから〈しゃく〉と称するようになったことが《倭名類聚抄》に記されている。元来は手板(しゆばん)とも呼ばれて,君命や奏上事項を板の上に書いて忽忘(こつぼう)に備えた備忘用の板であり,威儀の料となっても笏紙(しやくし)といって儀式の覚書を記した紙を笏の内側にはることが行われた。養老令の制度では,唐制と同じに五位以上は牙(げ)の笏と規定しているが,牙は容易に得がたいので,《延喜式》の弾正台式に白木をもって牙にかえることが許されており,礼服のほかはすべて木製となって近世にいたった。…

※「手板」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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