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抽だい(抽薹) ちゅうだい bolting

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世界大百科事典 第2版の解説

ちゅうだい【抽だい(抽薹) bolting】

ホウレンソウ,レタスキャベツなどでは,通常,ごく短い茎の上に多数の葉が密生し節間が短いが,生長点部に花芽が分化すると,やがて花蕾(からい)をつけた茎(花茎,とう)が伸長し,葉の節間も長くなる。この現象を抽だいといい,〈とう立ち〉ともいう。これが起こると,葉菜類では結球しなかったり,根菜類では根の肥大が停止して,商品価値のあるものを生産できなくなる。しかし種子の収穫が目的の採種栽培では,抽だいさせることが必要である。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内の抽だい(抽薹)の言及

【ロゼット】より

…ふつうは,根出葉を出す短い茎から,花茎が長く伸び出し,花茎には根出葉と異なった形態の葉(茎葉という)をつけるが,葉を全然つけない場合もあり,タンポポのように花梗に頭状花をつけるだけという姿のものもある。越年性の長日草では,冬の間は根出葉だけで過ごし,春になると温度や日長などの環境の変化に応じて,それまで伸長しなかった茎の頂端に花芽が誘導されるいわゆる抽だいboltingによって急速に伸長するようになる。頂芽が花芽になると節の分化が乏しくなるか,まったくなくなってしまい,ロゼットの形状はなくなってしまう。…

※「抽だい(抽薹)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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