旧識(読み)キュウシキ

デジタル大辞泉 「旧識」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐しき〔キウ‐〕【旧識】

古くからの知り合い。昔なじみ。旧知。「旧識のように語り合う」
[類語]面識顔馴染み顔見知り馴染み幼馴染み昔馴染み知人知り合い知己知音存じ寄り隣人旧友旧知故人故旧古馴染み幼友達竹馬の友知る近付き

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精選版 日本国語大辞典 「旧識」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐しきキウ‥【旧識】

  1. 〘 名詞 〙 古くから知っていること。また、古くからの知りあい。昔なじみ。旧知。旧相識
    1. [初出の実例]「晩年帰学館、旧識幾相辞」(出典凌雲集(814)久在外国晩年帰学知旧零落已無其人聊以述懐簡山請益菅原五郎桃李之報豈無壌〈林娑婆〉)
    2. 「青飯法師にはじめて逢けるに旧識のごとくかたり合て」(出典:俳諧・蕪村句集(1784)夏)
    3. [その他の文献]〔劉禹錫‐元日感懐詩〕

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普及版 字通 「旧識」の読み・字形・画数・意味

【旧識】きゆう(きう)しき

旧知。〔貞観政要任賢太宗、一見して(すなは)ちの如く、渭北の行軍記室參軍にす。

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