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日の出・日の入り ひので・ひのいり

百科事典マイペディアの解説

日の出・日の入り【ひので・ひのいり】

理論上では太陽の高度が0(太陽中心が地平線に一致する)となった時をいうが,実際上は見かけの太陽の上縁が地平線に接する瞬間をいう。大気の屈折で起こる大気差のため,見かけの太陽は水平の位置で真の高度より平均34′浮き上がり,太陽の視半径16′と合わせて理論上の日の出・日の入りより角度で約50′の差を生じ,このため東京あたりの緯度(北緯35°)で実際の日の出は理論より約3分早く,日の入りも約3分おそい。
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

日の出・日の入り
ひのでひのいり

明け方、太陽の上縁が地平線に接して見える瞬間の時刻を日の出と定義する。地球を取り巻く大気密度のため、太陽の光は地球大気を通過するときには曲げられて人目に達する。太陽中心と観測者を結ぶ方向が、実際太陽が見える方向との違い(大気差)は、光が真上からくる場合は0度であるが、太陽が地平線に見えるときの値は34分角で、太陽が地平線下34分角に達したとき人目には地平線上にあるように見える。また太陽の視半径は16分角あり、地平線下50分角に達したとき、太陽の上縁が地平線に接したように見える。この時刻を日の出の時刻とする。したがって、昼の長さは春分・秋分の日でも夜の長さより長くなる。北半球では日の出時刻は夏至の頃にもっとも早く、冬至の頃に遅くなる。南半球は逆である。夕方、太陽の上縁が地平線にちょうど隠れた瞬間を日の入り(日没)と定義するが、この場合も大気差、太陽の視半径が日の出のときと同様にあり、太陽は地平線下50分角に達している。[渡辺敏夫]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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