デジタル大辞泉
「昼」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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ひる【昼・午】
- 〘 名詞 〙
- ① 太陽が空にあるあいだ。日の出から日没までの間。ひるま。
- [初出の実例]「畝火山 比流(ヒル)は雲とゐ 夕されば 風吹かむとぞ 木の葉騒げる」(出典:古事記(712)中・歌謡)
- ② 太陽の高くある時刻。特に、まひる。正午。午時。
- [初出の実例]「あしたよりくもりてひるはれたり」(出典:伊勢物語(10C前)六七)
- ③ ひるめし。ひるげ。昼食。おひる。
- [初出の実例]「昼の養せむと藪の中に入るを」(出典:今昔物語集(1120頃か)二九)
- ④ 物事の盛りをたとえていう語。最盛期。
- [初出の実例]「大形は後生の昼も知(しれ)た事 夏中懸って手習子共」(出典:俳諧・西鶴大矢数(1681)第三一)
ちゅうチウ【昼・晝】
- 〘 名詞 〙 日の出から日没までの間。ひる。ひるま。日中。〔和英語林集成(初版)(1867)〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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普及版 字通
「昼」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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昼【ひる】
日の出から日の入りまでの期間。理論上は太陽中心が地平線の上に出てから没するまでの時間で,地球の自転軸が公転面に対し直角でなく23°27′傾いているため,その長さは緯度により季節によって異なり,昼の長さをt時間,緯度をΦ,太陽の赤緯をδとすればcos(15°×t/2)=−tan Φ tan δで与えられる。実際上と理論上とで日の出・日の入りは異なるので,実際の昼は理論上の昼より少し長く,春分・秋分でも夜と等長でない。→夜
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昼
ひる
day
夜の反対。日の出から日没までをいう。日没後しばらくは薄明るく、日の出直前も薄明るい。『神宮暦』には昼間時間が記載されている。昼間時間は、夏が長く、冬が短い。短夜(みじかよ)は夏の季語、短日(たんじつ)は冬の季語である。
[平塚和夫]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
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