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明神礁 みょうじんしょう

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

明神礁
みょうじんしょう

東京都,伊豆諸島の南部に生じた岩礁。付近は巨大な海底複式火山で,外輪山の西部にあたる岩礁群がベヨネース列岩で,その中央火口丘が明神礁である。 1952年海底火山の大爆発で,海上に高さ約 30m,東西約 100m,南北約 150mの山頂が突出,53年まで間欠的に噴火を続け,当時調査中の『第5海洋丸』は 1952年9月 24日の爆発で遭難し,調査員,乗組員 31名が全員殉職した。

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デジタル大辞泉の解説

みょうじん‐しょう〔ミヤウジンセウ〕【明神礁】

伊豆諸島南部の海底火山青ヶ島の南58キロ、ベヨネーズ列岩の東9キロにある。昭和27年(1952)噴火して新島を形成し、漁船第十一明神丸が発見。翌年大爆発で水没。

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百科事典マイペディアの解説

明神礁【みょうじんしょう】

伊豆諸島ベヨネース列岩の東約9kmにある岩礁。1952年9月17日北緯31°57′,東経140°0′の地点に爆発した海底火山で,航行中の第十一明神丸が発見。同月24日には水路部の第五海洋丸が遭難し31名の死者を出した。
→関連項目伊豆諸島海底噴火ベヨネース列岩

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世界大百科事典 第2版の解説

みょうじんしょう【明神礁】

1952年9月17日,静岡県焼津の漁船〈第11明神丸〉が東京の南約320kmのベヨネース列岩東北東約10kmに,海底火山の爆発で生じた新島を発見した。この島の位置は翌日巡視船〈しきね〉により北緯31゜56.7′,東経140゜00.5′と確認された。引き続く爆発により同年9月23日には島がいったん消滅し,その後再び復活して一時は長径230m,短径160m,標高94mの島に発達した。この島も翌53年8,9月の大爆発によって水没し,以後水面上に姿を現したことはない。

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大辞林 第三版の解説

みょうじんしょう【明神礁】

伊豆諸島南端の青ヶ島と鳥島との間にある岩礁。1952年(昭和27)9月、海底噴火に伴い、新火山島が誕生、漁船第十一明神丸が発見。その後の大爆発で海面下に没する。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

明神礁
みょうじんしょう

東京都伊豆諸島青ヶ島の南約60キロメートルのベヨネース列岩の東方にある暗礁で、富士火山帯に属する石英安山岩活火山。海面下約1500メートルに基底をもち、同列岩を外輪山の西縁とする二重式の一大海底火山の中央火口丘とみられる。1952年(昭和27)9月17日朝、海底噴火と新火山島誕生を発見した漁船第十一明神丸の名にちなんで命名。以後約1年間に3回以上も溶岩円頂丘の新島ができたが、標高200~300メートルに成長すると、大爆発で海面下に没した。その最初の爆砕期に海上保安庁水路部の観測船第五海洋丸が遭難、全乗員31人が殉職し、世界火山観測史上最大の惨事となった。
 付近では、1869年(明治2)以降、十数回も海底噴火が記録され、1896年と1946年にも新島が出没。1970年にも数回海底爆発が認められ、波浪(はろう)礁をなした。以後も1986年までに4回海底火山活動によるらしい海水変色が視認された。[諏訪 彰]

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