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時服 ジフク

デジタル大辞泉の解説

じ‐ふく【時服】

四季の時候に合わせて着る衣服。時衣(じい)。
毎年春と秋または夏と冬の2季に、朝廷将軍などから諸臣に賜った衣服

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世界大百科事典 第2版の解説

じふく【時服】

古代の給与制度の一つ。令本来の規定では,皇親で13歳以上のものに支給された。春・秋2度にわたって支給され,絁(あしぎぬ)2疋,糸2絇(く),布4端,鍬10口(秋には糸にかわって綿=真綿2屯,鍬にかわって鉄4廷)がその支給品目である。皇親すなわち親王・内親王および4世以上の王に対しては無位無官であっても給与を与えることとなり,一般貴族・官人に対して皇親を優遇するものであった。787年(延暦6)には六位の諸王が六位の官に任命された場合は季禄を,七位の官に任命された場合時服料によって支給すべきこととし,801年には官職についている皇親で上日(じようにち)が不足して季禄を支給されないものにかぎって時服料を支給した。

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大辞林 第三版の解説

じふく【時服】

時候にあった衣服。 「樽・肴・黄金・-さまざまな音物いんぶつ(=贈リ物)持たせて/浄瑠璃・反魂香」
朝廷・将軍から、毎年、春・秋(または夏・冬)臣下に賜った服。

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