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晶析 しょうせきcrystallization

翻訳|crystallization

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

晶析
しょうせき
crystallization

溶液からその中に含まれている成分を結晶として析出する操作をいう。晶析現象は,一般に,結晶の種あるいは核の生成と種からの成長の2つの過程から成ると解釈されている。成長過程は溶液過飽和度が推進力となり,それによって成長速度が支配される。晶析の目的は通常精製と造粒であり,晶析を行う装置を晶析器という。過飽和溶液をつくるには蒸発によるものと冷却によるものとがある。

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デジタル大辞泉の解説

しょう‐せき〔シヤウ‐〕【晶析】

晶出

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世界大百科事典 第2版の解説

しょうせき【晶析 crystallization】

晶出ともいう。通常は液相から固相が単結晶として析出する現象をいうが,広義には,凝集物の析出現象や気相からの固相の析出(逆昇華)も,その機構がほぼ同一視されるためこれに含めることがある。 液相からの晶析には,水からの氷の晶析のような一成分系(融液)からの析出現象と,ショ糖水溶液からのショ糖の晶析のような溶液からの溶質成分の析出現象とがある。このような液相からの晶析現象を温度とともに飽和濃度が大きくなる溶液系を例に説明する。

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大辞林 第三版の解説

しょうせき【晶析】

溶液または金属溶融物から結晶が分かれて生成すること。また、結晶を生じさせて分離する操作。特に、溶液を過飽和にして溶質を結晶として分離する場合にいうことが多い。

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