生駒山頂南西方にあり、東は奈良県生駒市。標高四五五メートル。大和・河内の境で、奈良街道が通る。昔樹木がうっそうと茂り、昼でも暗かったのでこの名が付いたといわれ、「河内鑑名所記」に「
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
大阪府と奈良県との境にある生駒(いこま)山地のほぼ中央にある峠。生駒山頂の南約1.5キロメートルの鞍部(あんぶ)にあり、暗越奈良街道が通る。標高455メートル。大阪と奈良を結ぶ最短コースで、近世には大坂から奈良、初瀬(はせ)、伊勢参詣(いせさんけい)路として往来が盛んで、茶屋、旅舎が多かったが、明治になって現在のJR関西本線、近畿日本鉄道奈良線が開通し、しだいに衰えた。延長40メートル、幅1メートルの石畳道は1972年(昭和47)の道路拡幅工事で周囲をコンクリートで固められた。
[前田 昇]
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…山地の成因については,著しい断層の露頭も見いだされ断層運動による地塁や傾動地塊と考えられていたが,新しく基盤褶曲が提唱された。大阪平野と奈良盆地をつなぐ道が山地を越えているが,暗(くらがり)峠(455m)の奈良街道が古来有名である。1914年に大阪電気軌道(現在の近鉄)の生駒トンネルが開通して,奈良~大阪間の交通が容易になった。…
※「暗峠」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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