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月下の一群 げっかのいちぐん

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

月下の一群
げっかのいちぐん

堀口大学の訳詩集。 1925年刊。『昨日の花』 (1918) ,『失はれた宝玉』 (20) ,『サマン選集』 (21) の3訳詩集に新訳を加えたもので,フランス近代詩人 66人の 340編を収録,明治期の上田敏の『海潮音』に匹敵する反響を昭和初期の詩壇に与えた。

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デジタル大辞泉の解説

げっかのいちぐん【月下の一群】

堀口大学の訳詩集。大正14年(1925)刊。ボードレールマラルメなどのフランス近代詩340編を収める。

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デジタル大辞泉プラスの解説

月下の一群

吉野朔美による漫画作品。他人が苦手で自分の殻に閉じこもっていた少女が、唯一心を開いていた弟の大学寮への入寮をきっかけに他の人とも心を通わせていく姿を描く。『ぶ~け』1982年3月号~1983年11月号に連載。集英社ぶ~けコミックス全3巻。

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世界大百科事典 第2版の解説

げっかのいちぐん【月下の一群】

堀口大学の訳詩集。1925年(大正14)第一書房刊。ボードレール,ベルレーヌらの象徴派詩人から,ジャコブコクトーラディゲ,スーポーら第1次世界大戦以後の現代詩人に至る66人の多様な作品,長短とりまぜて340編を収める。この訳詩集は〈フランス近代詩の好箇の見本帖〉(〈序〉)としての特色に加えて,原詩の趣をよく伝える訳者の達意流麗な訳筆によって広く称賛を博し,次代の詩人たちに大きな影響を与えた。バレリー〈失はれた美酒〉,アポリネールミラボー橋〉,コクトー〈シャボン玉〉〈耳〉,グールモン〈雪〉〈落葉〉,ジャム〈私は驢馬を好きだ〉など,今も人口に膾炙(かいしや)する名訳が多く含まれている。

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大辞林 第三版の解説

げっかのいちぐん【月下の一群】

訳詩集。堀口大学訳。1925年(大正14)刊。フランス近代詩人六六人の三四〇編を訳出、昭和期の前衛詩に影響を与える。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

月下の一群
げっかのいちぐん

堀口大学の訳詩集。1925年(大正14)第一書房刊。既刊の訳詩集『昨日の花』(1918)、『失はれた宝玉』(1920)、『サマン選集』(1921)から選ばれた作品とその後の新訳をもって構成され、象徴派から20世紀初頭の現代派に至る66人の詩人の作品340編を収める。とくにアポリネール、コクトー、ジャコブ、サルモンなど、当時のもっとも前衛的な新精神の詩人たちを紹介した意味は大きい。文語と口語の硬軟新古のあらゆる語を駆使した訳詩は、フランス近代詩のエッセンスを伝える「好個の見本帖(ちょう)」となり、『詩と詩論』から戦後詩へと続く昭和詩の源泉となった。[窪田般彌]
『『堀口大学全集2』(1981・小沢書店) ▽『月下の一群』(新潮文庫)』

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世界大百科事典内の月下の一群の言及

【詩】より

…薄田泣菫の《白羊宮》(1906),蒲原有明の《春鳥集》(1905)は,新体詩の達しえた高度に複雑な言語美の世界を示したが,彼らの高踏的・象徴的詩風は,フランス高踏派や象徴派に主眼をおいた訳詩によって日本近代詩史に甚大な影響を及ぼした上田敏の《海潮音》(1905)と同じ精神の土壌から発していた。訳書としての《海潮音》が明治末期の詩界で果たしたのと同様な役割を大正末期・昭和初期に果たしたのは,堀口大学の訳詩集《月下の一群》(1925)である。 上田敏,蒲原有明らの仕事が実を結んだころには早くも自然主義思想が詩界にも浸透しはじめていた。…

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