条虫・絛虫(読み)じょうちゅう

精選版 日本国語大辞典の解説

じょう‐ちゅう デウ‥【条虫・絛虫】

〘名〙 (「じょう」は「絛」の慣用読み) 条虫類に属する扁形動物の総称。脊椎動物の体内に寄生する。一般に体は扁平で、ひも状。体長は一ミリメートルから数メートルに及ぶ。一個の小さい頭節のあとに、数節または無数の体節が続く。頭節には吸盤・吸溝などの吸着器官がある。消化管がなく、栄養物はすべて体表から吸収する。生殖器官は著しく発達し、各体節に一~二対の雌雄の両生殖器をもち、ふつう各体節内で受精が行なわれる。人体に寄生するものに有鉤(ゆうこう)条虫・無鉤条虫・広節裂頭条虫などがあり、中間宿主のマス・ウシ・ブタなどを生で食べると感染する。さなだむし。〔医語類聚(1872)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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