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枝打ち エダウチ

デジタル大辞泉の解説

えだ‐うち【枝打ち】

[名](スル)下枝や枯れ枝を切り落とすこと。植林してある杉などで、節のない良質の材を得るために行う。えだおろし。 冬》

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林業関連用語の解説

枝打ち

林木の健全な成長と節のない良材を作るために、計画的に一部分下枝を切り取る作業をいう。

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農林水産関係用語集の解説

枝打ち

林内の光環境の改善、良好な景観保持及び優良材の生産等を図るために、樹木の枝を落とす作業。

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世界大百科事典 第2版の解説

えだうち【枝打ち pruning】

木の下枝を切り落とす作業で育林作業の一工程。(ふし)を少なく,の太さが先のほうまでなるべく変わらないように育てるため,林業では枝打ちを計画的に行う。林の中で光が十分に当たらなくなった下枝は,葉の光合成能力が減り,幹の生長に役立たなくなるだけでなく,自らの生長も衰えてやがて枯れる。枯枝の根元はいわゆる〈死節(しにぶし)〉となり木材の欠点となるので,枯れる前に切り落とすことが望ましい。生長休止期に,枝の付け根の幹を傷つけない程度に根元近くから切り落とすと,次の生長期に切口のまわりの形成層からの癒合組織による巻込みが始まる。

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大辞林 第三版の解説

えだうち【枝打ち】

( 名 ) スル
発育を促したり、節のないよい材を得るために樹木の下枝を切りはらうこと。枝下ろし。 「庭木を-する」

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

枝打ち
えだうち

節のない良質の建築用材をつくるため、立木(りゅうぼく)の枯れ枝や生枝の一部を幹の付け根付近で切り落とすこと。樹木の成長休止期に、樹皮をはいだり幹を傷つけたりしないようにしながら、鉈(なた)や鋸(のこぎり)、斧(おの)などで行う。枝の打ち跡を早く巻き込むように、できるだけ幹に接して切り落とすとよい。林が成長すると枝葉が茂り合って陽光を遮り、下の枝は光が不足して枯れてくる。枯れ枝や下の生枝をそのままつけておくと節の多い材ができる。節の少ない製材用材をつくるには、これらの枝を若いときからしばしば取り除く必要がある。また生枝を上のほうまで強く枝打ちすると、幹の元と末との太さの差が少ない材をつくることができる。良質の建築用材を生産するためには枝打ちは不可欠な技術とされるが、経費もかさむので、樹種や生産の目的により計画的に行う必要がある。枝打ちは、山火事や病虫害発生の予防にも役だつとともに、林内を明るくして下層植生を豊かにし、林地保全にもプラス効果をもたらす。またスギやヒノキについては花粉症対策の一助にもなる。[蜂屋欣二・藤森隆郎]

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世界大百科事典内の枝打ちの言及

【剪定】より

…植物,おもに樹木を望ましい形にするために枝などを切ることをいう。果樹,造園樹木などでよく行われる。開花,結実を調節し,収量を上げるために,枝を主体に形を整える剪定を整枝trainingといい,観賞価値を高めるように樹姿を整える剪定を整姿trimmingと称して区別する。剪定の目的は,(1)形を美しく整然と,またはある特定の形につくる,(2)生育を調節し,開花,結実を良好な状態にする,(3)古い枝を除くことにより新しい枝を発生させて若返らせる,(4)密生した枝,枯枝,病枝など生育の障害になる部分を除いて健全な状態にする,(5)徒長を抑え,風害,寒害,病害などに対する抵抗力を強化する,(6)挿木に適当な枝を切り,生産用に供する,(7)移植に際して枝葉を切除することにより蒸散など水分消費を少なくして,活着をよくする,などが考えられる。…

【造林】より

…後者の苗木を山引(やまびき)苗とよんでいる。 植樹造林の手順は,植栽材料の選定,植付本数の決定,苗木の育成,地ごしらえ,植付補植で,このあとに他の造林法にも共通な手入れとして下刈り,つる切り,除伐,枝打ち,間伐がある。(1)植栽材料の選定 造林予定地またはその周辺にもともとある樹種,品種あるいは系統を用いる場合は問題ないが,新しい材料を用いようとする場合には,予定地の環境条件(気候,気象,地形,土壌など)を調べ,それらに最も適したものの中から,仕立てようとする林の目的にかなったものを選定(適地適木)し,林木育種事業で素質,品質が保証された種子または挿穂があればそれらを入手する。…

※「枝打ち」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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