デジタル大辞泉 「柚」の意味・読み・例文・類語 ゆ【×柚】 ユズ。また、ユズの実。《季 秋 花=夏》「一片の葉の真青なる―の実かな/蛇笏」「三輪漬みつわづけは―の香ゆかしく」〈露伴・五重塔〉 ゆ‐ず【×柚/×柚子】 ミカン科の常緑低木。また、その果実。枝にとげがあり、葉は長卵形で、柄に翼がある。初夏、白い5弁花が咲き、黄色い扁球形の実を結ぶ。果皮は香気があり、調味料として用いる。中国の原産。ゆう。ゆ。《季 秋》「古家や累々るいるいとして―黄なり/子規」 ゆう〔イウ〕【×柚】 ユズの別名。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「柚」の意味・読み・例文・類語 ゆ【柚】 〘名〙 植物「ゆず(柚)」の異名。また、ユズの実。▼ゆの花《季・夏》 〔二十巻本和名抄(934頃)〕※蜻蛉(974頃)上「あしげなるゆや梨やなどを」 ゆう イウ【柚】 〘名〙 =ゆず(柚)〔色葉字類抄(1177‐81)〕※咄本・百物語(1659)下「柚(ユウ)をやきてまいれとて」 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
動植物名よみかた辞典 普及版 「柚」の解説 柚 (ユズ・イウ;イノス;ユ;ユウ) 学名:Citrus junos植物。ミカン科の常緑小低木,園芸植物,薬用植物 出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報