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桜狩(読み)さくらがり

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

桜狩
さくらがり

箏曲の曲名。山田検校作曲の山田流箏曲。中許7曲の一つ。越前家姫君の作詞で,部分的に謡曲右近』『吉野天人』による。松平定信が山田検校に作曲を依頼したという。全文古歌,故事をひく美文で綴られ,終曲は謡曲からは離れる。山田作品の歌物としては合の手の長いのが特色。

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デジタル大辞泉の解説

さくらがり【桜狩】[曲名]

箏曲(そうきょく)。文化年間(1804~1818)ごろに山田検校が作曲。越前家の姫君の作詞という。花見情景を表現したもの。
長唄。安政年間(1854~1860)に2世芳村孝次郎または10世杵屋六左衛門が作曲。江戸の花見気分をうたう。

さくら‐がり【桜狩(り)】

山野に桜の花を求めて遊び歩くこと。花見。 春》「業平(なりひら)の墓もたづねて―/素十
鷹狩りの異称。皇室の遊猟地であった交野(かたの)が桜の名所でもあったところからいう。
[補説]曲名別項。→桜狩

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大辞林 第三版の解説

さくらがり【桜狩】

箏曲そうきよくの一。文化年間(1804~1818)山田検校けんぎよう作曲。平調子。作詞は越前家の息女という。
長唄の一。1857年二世芳村孝次郎または一〇世杵屋きねや六左衛門作曲。

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