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梅宮大社 ウメノミヤタイシャ

デジタル大辞泉の解説

うめのみや‐たいしゃ【梅宮大社】

京都市右京区にある神社。旧官幣中社。酒解神(さかとけのかみ)・大若子神(おおわくごのかみ)・小若子神(こわくごのかみ)・酒解子神(さかとけのこのかみ)ほか四神を祭る。酒造りの神として信仰される。4月3日の梅宮祭は有名。梅宮神社

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百科事典マイペディアの解説

梅宮大社【うめのみやたいしゃ】

京都市右京区梅津フケノ川町に鎮座。旧官幣中社。酒解(さかとけ)神,大若子(おおわくご)神,小若子神,酒解子(みこ)神をまつる。橘氏の氏神としてまつられたのが起源。

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世界大百科事典 第2版の解説

うめのみやたいしゃ【梅宮大社】

京都市右京区に鎮座。酒解(さかとけ)神,大若子(おおわくご)神,小若子神,酒解子神を主神とし,嵯峨天皇仁明天皇,檀林皇后,贈太政大臣橘清友公を配祀する。橘諸兄(もろえ)の母,橘三千代が,山城国相楽郡井出庄(現,綴喜郡井手町)の井出寺に橘氏の氏神としてまつったのが創祀。のちたびたびその鎮座地を移したが,仁明天皇のとき託宣により,天皇の母檀林皇后(橘嘉智子)により現在地に移され,皇后みずからまつったのが梅宮祭の起源。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

梅宮大社
うめのみやたいしゃ

京都市右京区梅津(うめづ)フケノ川町に鎮座。祭神は、酒解神(さかとけのかみ)、大若子神(おおわくごのかみ)、小若子神(こわくごのかみ)、酒解子神(さかとけのみこがみ)の4座を主祭神に、嵯峨(さが)天皇、仁明(にんみょう)天皇、檀林(だんりん)皇后(嵯峨天皇皇后、橘嘉智子(たちばなのかちこ))、橘清友(きよとも)(檀林皇后の父)をあわせ祀(まつ)っている。初め県犬養三千代(あがたいぬかいのみちよ)(藤原不比等(ふひと)の妻、光明(こうみょう)皇后の母)が奉斎していたのを、のちに山城(やましろ)国(京都府)相楽(そうらく)郡に移し、仁明天皇(在位833~850)の御代に檀林皇后が橘氏の氏神として現社地に社殿を造営したと伝えられる。『延喜式(えんぎしき)』で名神(みょうじん)大社に列し、平安中期以降の二十二社奉幣社の一つにも加えられた。酒造家の信仰が厚く、また安産の神としても尊崇されている。旧官幣中社。例大祭は4月第3日曜日の桜祭。[白山芳太郎]

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世界大百科事典内の梅宮大社の言及

【清酒】より

麴(こうじ)
[来歴]
 《播磨国風土記》にはカビの生えた乾飯(かれいい)で酒をかもしたという伝承が記載されており,日本では8世紀初頭すでに酒造にこうじが用いられていたことをうかがわせる。古来,酒造の神として信仰を集めてきたのは奈良県桜井市の大神(おおみわ)神社,京都市の梅宮(うめのみや)大社,松尾(まつのお)大社の3社であった。このうち松尾大社は朝鮮からの渡来氏族秦(はた)氏の氏神として701年奉斎されたが,5世紀後半ころこの地に秦の民が集められたさい伴造(とものみやつこ)に任ぜられた秦酒公(さけのきみ)は酒造技術者であったと考えられ,彼らの指導が古代日本の酒造を育成したと考えられる。…

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