植物生長調節剤(読み)しょくぶつせいちょうちょうせつざい(英語表記)plant growth regulator

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

植物生長調節剤
しょくぶつせいちょうちょうせつざい
plant growth regulator

植物の生長を促進させたり,逆に抑制させるなど正常な生育を人為的に改変させる薬剤。その作用により発芽抑制剤 (マレイン酸ヒドラジドなど) ,発根剤 (インドール酢酸,ナフタリン酢酸など) ,生長抑制剤 (CCCなど) ,伸長促進剤 (ジベレリン) などが知られている。最近はいろいろな作用の生長調節剤が発見され,また新しい応用面が開かれている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典 第2版の解説

しょくぶつせいちょうちょうせつざい【植物生長調節剤】

農作物などの生理機能を増進あるいは抑制するために用いられる薬剤。植物の発芽,発根,生長,花芽分化,開花,結実,落葉,落果などきわめて多岐にわたる生理現象が制御・調節の対象となり,またそのための薬剤が多数開発されている。現時点では,この種の薬剤が,使用されている農薬のなかで占めている割合は約2%前後とまだかなり低いものではあるが,将来その利用範囲が広まることが期待されている。 現在のところ,実用化されている植物生長剤としては,次のような薬剤が知られている。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

寒暖差アレルギー

寒暖の差により鼻の奥の毛細血管が詰まり、鼻の粘膜が腫れることで起きる鼻炎。医学的には血管運動性鼻炎の一種とされる。多くの場合秋から冬にかけて1日の寒暖差が大きい時期や冷房による急な温度変化などにより起...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android