標準規格(読み)ヒョウジュンキカク

デジタル大辞泉 「標準規格」の意味・読み・例文・類語

ひょうじゅん‐きかく〔ヘウジユン‐〕【標準規格】

製品・サービス・組織システムなどの品質・利便性・生産性等の安定向上などを目的として、標準化団体が定める、統一された基準ISO規格日本産業規格JIS)・日本農業規格JAS)など。
[補説]規格を制定する機関や適用される範囲によって、国際規格地域規格国家規格団体規格社内規格などに分類される。

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精選版 日本国語大辞典 「標準規格」の意味・読み・例文・類語

ひょうじゅん‐きかくヘウジュン‥【標準規格】

  1. 〘 名詞 〙 標準となる規格。特に、製品について、形状寸法・性能・検査方法などを示す標準となる規定日本工業規格(JIS)・日本農業規格(JAS)など。
    1. [初出の実例]「即ち一つの標準規格が保守されて居たのである」(出典:家具の選び方と使ひ方(1943)〈剣持勇〉一)

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図書館情報学用語辞典 第5版 「標準規格」の解説

標準規格

品質の向上,製造の効率化,使用の便宜などのために,個々の製品の形状や品質の仕様に関して標準化機関が一定の手続と形式で作成した文書.標準,規格ともいう.標準化機関には,国際規格を作成する国際標準化機構(ISO: International Organization for Standardization)のような国際組織,国内規格を作る各国の規格制定機関,団体規格を作る団体の標準化委員会や規格委員会などがある.標準規格は,製造者や利用者などの関係者の合意のもとに作成され,規格番号,規格名,本体,付属書などから構成される.国際規格や国内規格の探索入手手段は整備されているが,審議中の規格案の入手は困難である.最近は,インターネット上で公開されるものも増えている.

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