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正丸峠 しょうまるとうげ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

正丸峠
しょうまるとうげ

埼玉県南西部,飯能市北西部の秩父山地にある峠。標高 650m。古来,江戸と秩父とを結ぶ重要な交通路で,秩父絹などを運んだ。現在は標高 640mの新正丸峠を越える自動車道が完成。峠からの眺望はすばらしく,レストハウス茶店がある。西武鉄道秩父線が峠下正丸トンネル (全長 4811m) で貫き秩父市にいたる。

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デジタル大辞泉の解説

しょうまる‐とうげ〔シヤウまるたうげ〕【正丸峠】

埼玉県南西部、秩父郡横瀬町と飯能市との境にある峠。江戸時代は秩父絹の輸送路。

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百科事典マイペディアの解説

正丸峠【しょうまるとうげ】

埼玉県西部,飯能市と秩父郡の境にある峠。江戸と秩父を結ぶ秩父街道が通じていた旧峠(標高766m)とその約1km南の自動車道路の峠(標高617m)があり,1969年秩父市へ延長した西武鉄道秩父線の正丸トンネル(長さ4811m)と1982年開通の国道299号正丸トンネル(長さ1918m)が通じる。
→関連項目飯能[市]

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世界大百科事典 第2版の解説

しょうまるとうげ【正丸峠】

埼玉県南西部,外秩父の峠で,旧国道299号線が伊豆ヶ岳(851m)山稜を越える所にある。標高651mで,1938年に開削された。江戸時代,秩父絹を江戸へ運ぶルートであった旧正丸峠はここから1km北方にある。県立奥武蔵自然公園の中心で,伊豆ヶ岳への登山口にあたり,武甲山や奥武蔵の山々が一望でき,レストハウス,バンガローなどもあって,キャンプ場としてにぎわう。82年11月,北東の刈場坂峠との中間付近を国道299号線の正丸トンネルが開通したので,峠越えの道は市道となった。

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日本の地名がわかる事典の解説

〔埼玉県〕正丸峠(しょうまるとうげ)


埼玉県飯能(はんのう)市北西部、東流する高麗(こま)川と秩父(ちちぶ)盆地に流れる横瀬(よこぜ)川源流部の分水界にある峠。標高約640m。北方約1kmに秩父と江戸を結んだ旧正丸峠がある。現在は旧峠の北方を国道299号・西武(せいぶ)鉄道秩父線がトンネルで抜ける。秩父山地が望めるハイキングコースとして名高い。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

正丸峠
しょうまるとうげ

埼玉県南西部、飯能(はんのう)市北西部にある峠。標高約650メートル。現在の正丸峠は、昭和の初めに自動車道路(現、国道299号)の開通に伴いつくられたもので、以前の峠は現在地より約1キロメートルほど北寄りの所にある。1982年(昭和57)飯能市と秩父(ちちぶ)郡横瀬町を結ぶ正丸トンネル(1918メートル)が開通。交通の難所も自動車で3、4分で通過できる。江戸時代は江戸と秩父を結ぶ往還で、秩父絹の輸送路であった。現在は県立奥武蔵(おくむさし)自然公園の中心部で、レストハウスなどがあり、ハイカーでにぎわう。旧峠付近には西武鉄道秩父線の正丸トンネル(4811メートル)が通じる。[中山正民]

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