死亡時に保険金が支払われる生命保険の総称。10年間など一定の期間が対象となる定期保険や、保障が一生涯続く終身保険などがある。大勢の加入者で保険料を負担し合うことで、残された家族らはまとまったお金を受け取れる仕組み。一時金や年金の形で受け取る。保険会社は保険料の一部を国債などで運用し、収益を上げている。
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…生命保険において被保険者の死亡を保険事故とするものを死亡保険というが,死亡保険は,保険期間を基準として,定期保険term insuranceと終身保険に分類される。保険期間を一定の期間に定める定期保険(保険期間中に被保険者が死亡したときにかぎり保険金が支払われる)に対し,被保険者の死亡時までを保険期間とし,一生涯の保障を目的としたのが終身保険である。…
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【種類】
生命保険は〈人の生死〉を中心とするのであるから,次の三つが基本種類になる。(1)被保険者が亡くなった場合にだけ保険金が支払われる〈死亡保険〉,(2)被保険者が一定期間経過したあとで生存している場合だけ保険金が支払われる〈生存保険〉,(3)この両者の組合せで,一定期間内に亡くなっても,あるいはその一定期間満了時に生存していても保険金が支払われる〈生死混合保険〉。 死亡保険には,保障期間が1年とか5年とかの一定期間に限定されている〈定期保険〉と,保障期間が特定されておらず,保険に加入後被保険者の生存中ずっと保障が続き,被保険者がいつ亡くなっても保険金が支払われる〈終身保険〉がある。…
※「死亡保険」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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