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水酸化アルミニウム すいさんかアルミニウム aluminum hydroxide

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

水酸化アルミニウム
すいさんかアルミニウム
aluminum hydroxide

化学式 Al(OH)3 。なお,2Al(OH)3 は Al2O3・3H2O と形式的に書けることから,Al2O3・nH2O を総称して呼ぶこともある。通常は白色の無定形粉末として得られる。水に不溶,両性で酸およびアルカリ溶液に可溶である。

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デジタル大辞泉の解説

すいさんか‐アルミニウム〔スイサンクワ‐〕【水酸化アルミニウム】

アルミニウム塩類にアンモニア水を加えて得られる白色のゼラチン状沈殿物。媒染剤吸着剤などに用いる。化学式Al(OH)3

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百科事典マイペディアの解説

水酸化アルミニウム【すいさんかアルミニウム】

化学式はAl(OH)3。比重2.43〜2.50。水,アルコールに不溶の無色粉末。両性で酸,アルカリに可溶。アルミニウム塩の水溶液にアンモニア水を加えると白色のゲル状沈殿Al(OH)3・nH2Oとして得られる。

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栄養・生化学辞典の解説

水酸化アルミニウム

 白色コロイド状の沈殿で,吸着剤,乳化剤,その他に使われる.

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世界大百科事典 第2版の解説

すいさんかアルミニウム【水酸化アルミニウム aluminium hydroxide】

化学式Al(OH)3。3種の結晶形が知られている。(1)ギブス石gibbsite α‐Al(OH)3。また水バン土とも呼ばれる。ボーキサイトの主成分である。実験室では,アルミン酸ナトリウムNaAlO2水溶液に二酸化炭素CO2を通じてつくる。 2[Al(OH)4]+CO2―→2Al(OH)3  +H2O+CO32-80℃でアルミン酸ナトリウム溶液から再結晶できる。比重2.43,酸に溶けにくく,100℃で数時間加熱しても脱水反応が進行しない。

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大辞林 第三版の解説

すいさんかアルミニウム【水酸化アルミニウム】

アルミニウムの水酸化物。白色半透明の固体。アルミニウム塩の水溶液にアンモニア水を加え、ゲル状物質として得る。化学式 Al(OH)3 媒染剤・吸着剤に用いる。水礬土すいばんど

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

水酸化アルミニウム
すいさんかあるみにうむ
aluminium hydroxide

アルミニウムの水酸化物。化学式Al(OH)3、式量78.0。α(アルファ)型、γ(ガンマ)型のいずれも単斜晶系の結晶。天然にはギブス石(γ型)、バイエル石(α型)として産出するほか、酸化水酸化物AlO(OH)がダイアスポア、ベーム石として産出する。アルミン酸ナトリウム水溶液に二酸化炭素を吹き込む方法や、アルミニウム塩水溶液のアンモニアまたは水酸化アルカリによる中和などで得られる(α型)。α型の比重2.49、γ型は2.40。通常は水溶液から沈殿させるとコロイド状の水和物が得られる。水にはほとんど不溶。アセトンに不溶。メチルアミンに溶ける。両性水酸化物で強酸、水酸化アルカリ溶液に溶けるが、放置しておくとしだいに溶けにくくなる。加熱すると脱水がおこり、いろいろな中間相を経て最後にはα-アルミナとなる。アルミナの製造原料となるほか、化学薬品(硫酸アルミニウム、フッ化アルミニウム、合成ゼオライト)の原料、窯業材料、ゴム、プラスチックの填料(てんりょう)、紙用充填剤など、水酸化アルミニウムで耐火性、難燃性、白色度などを向上させるのに用いられる。また、媒染剤、制酸剤、繊維の防水にも使われる。[守永健一・中原勝儼]

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