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水酸化銅 すいさんかどう copper hydroxide

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

水酸化銅
すいさんかどう
copper hydroxide

(1) 水酸化銅 (I) ,水酸化第一銅  Cu(OH) 。黄色の沈殿として得られるが組成が一定せず,酸化銅 (I) 水和物のゲルといわれている。 (2) 水酸化銅 (II) ,水酸化第二銅  Cu(OH)2

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デジタル大辞泉の解説

すいさんか‐どう〔スイサンクワ‐〕【水酸化銅】

水酸化銅(Ⅰ)。水酸化第一銅。化学式CuOH
水酸化銅(Ⅱ)。銅(Ⅱ)塩の水溶液アルカリを加えて得られる。淡青色の粉末。水に溶けず、アンモニア水には錯イオンとなって溶け深青色溶液になる。水酸化第二銅。化学式Cu(OH)2

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百科事典マイペディアの解説

水酸化銅【すいさんかどう】

(1)水酸化銅(I)CuOH。比重3.37。塩化銅(I)CuClの冷水溶液アルカリを加えると生ずる黄色沈殿。組成一定せず,Cu2O・nH2Oのゲルともいわれる。

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世界大百科事典 第2版の解説

すいさんかどう【水酸化銅 copper hydroxide】

酸化数IIの化合物が普通に知られている。化学式Cu(OH)2。硫酸銅(II)CuSO4水溶液にアンモニアNH3を加えると,まず沈殿を生じ,さらにこれが溶けはじめる。沈殿がちょうど溶解するまでアンモニアを加えた溶液に,アルカリを加えるか,またはこれを硫酸デシケーター中に保存して遊離のアンモニア濃度を減少させると,青白色の結晶性沈殿として得られる。これは反応性がやや小さく100℃に熱しても変化しない。硫酸銅(II)水溶液に直接アルカリを加えるとゲル状水酸化物を沈殿するが,これはより反応しやすく,水溶液のまま加熱すると酸化銅(II)CuOに変化し黒色を呈する。

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大辞林 第三版の解説

すいさんかどう【水酸化銅】

水酸化銅(Ⅰ)。化学式 CuOH 塩化銅(Ⅰ)の冷塩酸溶液をアルカリ性にすると生じる黄色の沈殿物とされているが、組成は一定していない。
水酸化銅(Ⅱ)。化学式 Cu(OH)2 銅(Ⅱ)塩の水溶液をアルカリ性にすると生じる青白色のゲル状沈殿物。酸・シアン化カリウム溶液・アンモニア水に溶けるが、水には溶けない。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

水酸化銅
すいさんかどう
copper hydroxide

銅の水酸化物。銅()塩水溶液に水酸化アルカリを加えると黄色沈殿としてCu(OH)が得られるといわれているが、これは酸化銅()Cu2Oのゲルであるとされている。
 一般に水酸化銅というときは水酸化銅()をさすことが多い。銅()塩水溶液に水酸化アルカリを反応させると得られる。青色の粉末。冷水に不溶。熱水では脱水されて黒色の酸化銅()となる。アンモニア水、シアン化アルカリなどには錯イオンをつくって溶ける。アンモニア水に溶けた濃青色の溶液はシュワイツァー試薬(銅アンモニア溶液)とよばれ、キュプラ(銅アンモニアレーヨン)の製造などに用いられる。水酸化アルカリにはコロイド溶液となって溶け、濃いときは錯イオンをつくって溶ける。濃アルコール、酸にも溶ける。[中原勝儼]

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