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水野錬太郎 みずの れんたろう

美術人名辞典の解説

水野錬太郎

内務官僚政治家水野立三郎の長男。東大卒。法律通を認められ第一銀行から政界へ入る。貴族院議員内相・朝鮮総督府政務総監・協調会会長等を歴任した。翼賛会・日政会各顧問。昭和24年(1949)歿、82才。

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デジタル大辞泉の解説

みずの‐れんたろう〔みづのレンタラウ〕【水野錬太郎】

[1868~1949]官僚・政治家。秋田の生まれ。内務省を退官後、貴族院議員・内相・文相を歴任。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

水野錬太郎 みずの-れんたろう

1868-1949 明治-昭和時代の政治家。
慶応4年1月10日生まれ。出羽(でわ)久保田藩(秋田県)藩士の長男。内務省にはいり,大正元年貴族院議員,2年内務次官。寺内,加藤友三郎,清浦の各内閣で内相。昭和2年田中義一内閣で文相のとき,天皇を政治的に利用したと非難され(優諚(ゆうじょう)問題),辞任した。昭和24年11月25日死去。82歳。帝国大学卒。

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世界大百科事典 第2版の解説

みずのれんたろう【水野錬太郎】

1868‐1949(明治1‐昭和24)
政友会系の官僚政治家。秋田出身。東京帝国大学卒業後,第一銀行から内務省に移り内務参事官,内相秘書官,神社・土木・地方各局長を歴任する。1912年貴族院議員に勅選,翌年内務次官。政友会系の官僚の旗頭として寺内正毅,加藤友三郎,清浦奎吾(けいご)各内閣の内相,朝鮮総督府政務総監を務め,26年政友会に入党し田中義一内閣の文相に就任したが,久原房之助の入閣に反対して水野文相優諚問題(水野が優諚降下を理由に文相留任を声明したが,累を皇室に及ぼしたとして非難を浴びた)を起こし辞任。

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大辞林 第三版の解説

みずのれんたろう【水野錬太郎】

1868~1949) 官僚・政治家。秋田県の人。東大卒。内務省退官後、寺内・加藤・清浦内閣の内相、田中義一内閣の文相を歴任。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

水野錬太郎
みずのれんたろう

[生]慶応4 (1868).1.10. 江戸
[没]1949.11.25. 神奈川,大磯
明治・大正・昭和期の内務官僚,政治家。秋田藩士の子として生まれる。1892年に帝国大学(→東京大学)を卒業。1894年に内務省に入り,参事官,土木局局長,地方局局長などを務めた。1912年貴族院議員に勅選される。1918年の寺内正毅内閣,1922年の加藤友三郎内閣,1924年の清浦奎吾内閣の内務大臣,1927年の田中義一内閣の文部大臣を歴任。第2次世界大戦中は協調会会長,大日本興亜同盟副総裁,興亜総本部統理となった。1945年 A級戦犯容疑で逮捕されたが,1947年釈放。地方自治制の権威であった。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

水野錬太郎
みずのれんたろう
(1868―1949)

大正・昭和時代の官僚政治家。東京に生まれる。1892年(明治25)帝国大学卒業後、1894年に内務省に入る。1899年施行の著作権法を起草し、著作権を確立した。1913年(大正2)内務次官となる。その前年貴族院議員に勅選され、1918年寺内正毅(てらうちまさたけ)内閣、1922年加藤友三郎(ともさぶろう)内閣、1924年清浦奎吾(きようらけいご)内閣の各内相を歴任し、1926年政友会に入党した。1927年(昭和2)田中義一(ぎいち)内閣に文相として入閣、第二次世界大戦中には興亜(こうあ)同盟の幹部などを務め、戦後、戦犯に指名されたがまもなく釈放された。内務官僚の大御所的存在であった。また、明治時代の藩閥官僚と昭和期に現れてくる新官僚との中間の時期の官僚の一つの典型でもあった。[雨宮昭一]
『西尾林太郎・尚友倶楽部編『水野錬太郎回想録・関係文書』(1999・山川出版社) ▽大家重夫著『著作権を確立した人々 第2版――福沢諭吉先生、水野錬太郎博士、プラーゲ博士…』(2004・成文堂)』

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