デジタル大辞泉 「沙」の意味・読み・例文・類語 さ【沙】[漢字項目] [常用漢字] [音]サ(漢) シャ(呉) [訓]すな いさご〈サ〉1 すな。「沙漠」2 水で洗って適否をより分ける。「沙汰さた」〈シャ〉1 すな。「恒河沙ごうがしゃ」2 梵語の音訳字。「沙弥しゃみ・沙門」[名のり]いさ・す[難読]沙蚕ごかい・沙魚はぜ しゃ【▽沙】 数の単位。1の1億分の1。→位くらい[表] 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「沙」の意味・読み・例文・類語 しゃ【沙】 〘 名詞 〙 数の単位の一つ。一億分の一。l0-8 をいう。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「沙」の読み・字形・画数・意味 沙常用漢字 7画 [字音] サ・シャ[字訓] すな[説文解字] [金文] [字形] 形声声符は少(しょう)。少に紗(さ)の声がある。少は小さな砂模様の形。砂浜の砂を沙、その粗なるものを砂という。〔説文〕十一上に「水の散らせる石なり」とあり、汀の砂をいう。[訓義]1. すな、まさご。2. なぎさのすな、沙漠のすな、すなはら、すな地。3. 小さな粒状・粉状のものに冠していう。4. 砂をゆするように、よなぐ。5. 砂は沙の俗字、のち多くこの字をすなに用いる。6. と通じ、すりこむ、する。[古辞書の訓]〔名義抄〕沙 ノゾク/沙汰 タダス 〔字鏡集〕沙 イサゴ・ノゾク[声系]〔説文〕に沙声として・娑など三字を収める。靡(さび)・婆娑(ばさ)のように形況の語に用いる。のち沙の動詞形として、が作られた。[熟語]沙圧▶・沙衣▶・沙雨▶・沙衍▶・沙魘▶・沙▶・沙鰮▶・沙鍋▶・沙海▶・沙塊▶・沙角▶・沙岸▶・沙雁▶・沙丸▶・沙丘▶・沙鏡▶・沙金▶・沙禽▶・沙渓▶・沙鶏▶・沙月▶・沙原▶・沙戸▶・沙▶・沙痕▶・沙魂▶・沙塞▶・沙朔▶・沙蚕▶・沙嘴▶・沙蝨▶・沙岫▶・沙洲▶・沙渚▶・沙書▶・沙嶼▶・沙洳▶・沙▶・沙壌▶・沙上▶・沙場▶・沙塵▶・沙声▶・沙▶・沙石▶・沙磧▶・沙船▶・沙銭▶・沙草▶・沙汰▶・沙袋▶・沙地▶・沙▶・沙虫▶・沙柱▶・沙汀▶・沙泥▶・沙篆▶・沙田▶・沙土▶・沙糖▶・沙棠▶・沙▶・沙白▶・沙幕▶・沙漠▶・沙飛▶・沙尾▶・沙筆▶・沙鳧▶・沙辺▶・沙崩▶・沙鴇▶・沙房▶・沙帽▶・沙鳴▶・沙文▶・沙淤▶・沙礫▶・沙鹵▶・沙路▶・沙漏▶・沙家▶・沙門▶[下接語]暗沙・烟沙・沙・寒沙・岸沙・玉沙・金沙・銀沙・渓沙・江沙・黄沙・細沙・塞沙・塵沙・青沙・磧沙・汰沙・土沙・熱沙・白沙・飛沙・飄沙・平沙・碧沙・辺沙・奔沙・鳴沙・流沙 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報