コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

河竹繁俊 かわたけ

美術人名辞典の解説

河竹繁俊

演劇学者。長野県生。早大文芸協会演劇研究所卒。旧姓市村。この頃坪内逍遥推挙河竹黙阿弥の娘糸女の婿養子となる。歌舞伎史を中心に日本演劇史の研究を続け、長く演劇博物館館長を務めた。主な著に『日本演劇全史』等。早大教授。芸術院会員文化功労者。昭和42年(1967)歿、78才。

出典 (株)思文閣美術人名辞典について 情報

百科事典マイペディアの解説

河竹繁俊【かわたけしげとし】

演劇研究家。長野県生れ。早大英文科在学中より文芸協会新劇運動に参加。1911年,河竹黙阿弥家の養子となった。早稲田大学演劇博物館館長,早大教授として活躍,複雑な日本演劇史を体系づけた。
→関連項目河竹登志夫

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト百科事典マイペディアについて 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

河竹繁俊 かわたけ-しげとし

1889-1967 大正-昭和時代の演劇学者。
明治22年6月9日生まれ。河竹黙阿弥家の養嗣子。文芸協会の新劇運動に参加。昭和3年の早大演劇博物館設立に尽力,早大教授となり,のち館長をかねた。35年「日本演劇全史」で学士院賞。芸術院会員。42年文化功労者。昭和42年11月15日死去。78歳。長野県出身。早大卒。旧姓は市村。著作はほかに「歌舞伎史の研究」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典 第2版の解説

かわたけしげとし【河竹繁俊】

1889‐1967(明治22‐昭和42)
演劇研究家。旧姓市村。長野県飯田生れ。早稲田大学英文科・文芸協会演劇研究所卒業。河竹黙阿弥家の養嗣子。帝国劇場文芸部,同技芸学校主事を経て,早稲田大学演劇博物館館長,早大名誉教授。文学博士。芸術院会員。東西の芸能に通じた広い視野から,日本演劇とくに歌舞伎の史的研究と啓蒙に尽くした。主著《河竹黙阿弥》《歌舞伎史の研究》《歌舞伎作者の研究》《日本演劇全史》等。【菊池 明】

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

大辞林 第三版の解説

かわたけしげとし【河竹繁俊】

1889~1967) 演劇研究家。長野県生まれ。黙阿弥もくあみの養子。演劇史の研究、歌舞伎の啓蒙に尽くす。早大教授。演劇博物館館長。著「河竹黙阿弥」「日本演劇全史」など。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

河竹繁俊
かわたけしげとし

[生]1889.6.9. 飯田
[没]1967.11.15. 東京
演劇研究家。早稲田大学英文科卒業。坪内逍遙に師事,文芸協会演劇研究所を経て河竹黙阿弥の家に養子となり,特に歌舞伎史を研究。早稲田大学坪内博士記念演劇博物館の建設に努力し,30年間館長を務めるとともに,同大学で教鞭をとる。第2次世界大戦後は国立劇場の設立にも尽くした。 1962年日本芸術院会員,1967年文化功労者。主著『河竹黙阿弥』 (1914) ,『歌舞伎史の研究』 (1943) ,『日本演劇全史』 (1959) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

河竹繁俊
かわたけしげとし
(1889―1967)

演劇研究家。文学博士。長野県飯田の生まれ。旧姓市村。1911年(明治44)早稲田(わせだ)大学英文科卒業。同時に坪内逍遙(しょうよう)主宰の文芸協会演劇研究所を修了して同協会の新劇運動に参加。同年逍遙の斡旋(あっせん)で河竹黙阿弥(もくあみ)の長女糸(いと)の養嗣子(ようしし)となる。20年(大正9)帝国劇場に入り技芸学校主事。早稲田大学坪内博士記念演劇博物館の設立に尽力し、28年(昭和3)開館後副館長、のち館長となる。また早稲田大学教授として演劇史ほかを講じ、46年(昭和21)芸術学専攻科(演劇科)設置とともにその主任となる。60年『日本演劇全史』で学士院賞受賞。62年芸術院会員、67年文化功労者となる。おもな編著に『河竹黙阿弥』、『坪内逍遙』(共著)、『歌舞伎(かぶき)作者の研究』、『歌舞伎史の研究』、『演劇百科大事典』全6巻、『逍遙、抱月(ほうげつ)、須磨子(すまこ)の悲劇』など。[菊池 明]
『河竹登志夫著『作者の家』(1979・講談社)』

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

河竹繁俊の関連キーワード瀬川如皐(3代)並木五瓶(初代)瀬川如皐(初代)花柳寿輔(初代)桜田治助(初代)東海道四谷怪談竹田 三之助国際演劇協会近松門左衛門池田 大伍歌舞伎年表柚 登美枝松井須磨子昭和時代金井三笑花柳寿輔縮屋新助貴妃酔酒市村咸人郡司正勝

今日のキーワード

だまし面接

企業が面談や懇談会と称して就職活動中の学生を呼び出し、実質的には学生を選考する偽装面接のこと。2016年卒業の大学生に対する選考活動の開始時期を、従来の4月1日から8月1日以降へと後ろ倒しする主旨の「...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android