日本歴史地名大系 「沼津貝塚」の解説
沼津貝塚
ぬまづかいづか
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
宮城県石巻(いしのまき)市沼津にある縄文時代前期から晩期にかけての貝塚。北上川の河口に近く、低い丘陵の鞍部(あんぶ)に立地する。明治末期から昭和初年にかけて、石巻在住の遠藤源七、毛利総七郎の2人が発掘し、多数の遺物を集め、「毛利コレクション」として学界に知られていた。そのなかには、鹿(しか)の角や骨でつくった骨角製品が多数含まれ、大きな特色となっている。とくに、釣り針や銛(もり)、やすなどの骨角製漁具に優れたものが多く、縄文時代の漁労活動を研究する重要な資料となっている。これらの出土品は一括して東北大学文学部に移管されているが、うち473点が国の重要文化財の指定を受けている。遺跡も1972年(昭和47)に国の史跡となった。
[藤沼邦彦]
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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