デジタル大辞泉
「心眼」の意味・読み・例文・類語
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しん‐げん【心眼】
- 〘 名詞 〙 ( 「げん」は「眼」の呉音 )
- ① 仏語。禅定三昧や智慧の力によって、肉眼では見られない物や一切の事理を見抜く働き。
- [初出の実例]「仏言、想三念阿彌陀仏、真金色身、光明徹照、端正無比、在二心眼前一」(出典:往生要集(984‐985)大文六)
- [その他の文献]〔観無量寿経〕
- ② 物事の真の姿を識別する心の働き。しんがん。
- [初出の実例]「上三花を面白やと見んは 上子の見風(けんぷう)也。〈略〉為手(して)も見所(けんしょ)も、その分その分の心眼(シンゲン)也」(出典:拾玉得花(1428))
しん‐がん【心眼】
- 〘 名詞 〙 物事の真の姿をはっきり見分ける心の働き。しんげん。
- [初出の実例]「天地に有程に、文にかかわっては成まい、心眼開けいではしれまいぞ」(出典:古活字二巻本日本書紀抄(16C前)一)
- [その他の文献]〔画継‐九・雑説〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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普及版 字通
「心眼」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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心眼
しんがん
落語。三遊亭円朝(えんちょう)が弟子の音曲師円丸の話を聞いてつくった一席物。按摩(あんま)の梅喜(ばいき)が、女房お竹の勧めで茅場町(かやばちょう)のお薬師さまに願掛けをして開眼する。その帰りに上総屋(かずさや)の旦那(だんな)に連れられて浅草の仲見世(なかみせ)へ行く途中、旦那から、自分が好男子であること、お竹は人三化七(にんさんばけしち)であるが、気だてのよい貞女であることなどを聞く。梅喜は仲見世で芸者の小春に出会い、待合へ行き、小春と夫婦約束をする。そこへお竹が入ってくる。梅喜は女房に胸を締め付けられて「苦しい」といったとたんに目が覚める。「怖い夢でもみたのかい」というお竹のことばに「もう信心はやめた。盲人というものは妙なもんだ。眠っているうちだけ、ようく見える」。8代目桂文楽(かつらぶんらく)が得意とした。
[関山和夫]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
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