デジタル大辞泉 「機軸」の意味・読み・例文・類語 き‐じく〔‐ヂク〕【機軸】 1 機関や車輪などの心棒。2 物事の中心となるところ。活動の中心。「内閣の機軸となる地位」3 根本的な仕組み。構想。方法。「新機軸を打ち出す」4 地球の自転の回転軸。地軸。[類語](2)中核・中枢・枢機・枢軸・枢要/(3)仕方・方法・遣やり方・仕振り・仕様しよう・遣やり様よう・方式・流儀・遣やり口・伝でん・致し方・手段・手口・メソッド・方途・定石・てだて・術・方便・術計 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「機軸」の意味・読み・例文・類語 き‐じく‥ヂク【機軸】 〘 名詞 〙① 車輪や機関の軸。② 物ごとの中心になるところ、活動の中心。重要な地位。[初出の実例]「されば仁智交際は万化の機軸と、深い哉」(出典:絅斎先生仁義礼智筆記(18C初))[その他の文献]〔後漢書‐馮異伝〕③ しくみ。計画。方法。方式。工夫。[初出の実例]「所レ著必機二軸於己一、遂称二大著作一云」(出典:南郭先生文集‐二編(1737)八・文荘先生墓碣)「皆別に機軸を出さざる莫し、然らずんば何の尊ぶ可きことか之れ有らん」(出典:一年有半(1901)〈中江兆民〉三)④ 地球の自転の中心となる軸。地軸。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「機軸」の読み・字形・画数・意味 【機軸】きじく(ぢく) 弩のばねと、車の心棒。はたらきの中心となるところ。〔世説新語、讒険〕袁、口才り、短長のを能くす。~大いに親待せられ、(ほとん)ど軸を亂さんとす。俄(には)かにして誅せらる。字通「機」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報