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淫祠邪教 いんしじゃきょう

世界大百科事典 第2版の解説

いんしじゃきょう【淫祠邪教】

国家権力ないし支配者によって,反体制的な傾向を持つとみなされた民間信仰,宗教のこと。淫祠はまた,淫祀ともいい,異端,左道と類似した言い方である。中国では,秦・漢時代において国家によって民間の祭祀が整理され,祭天の儀礼を頂点とする祭祀の典礼が整備された。これを祀典という。すでに《礼記(らいき)》曲礼では,祭るべきではないものを祭ることを淫祀と呼んでいるが,祀典が整備されてからは,国家の祀典に入っていないものを淫祀とみなすようになった。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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