滑子(読み)ナメコ

デジタル大辞泉 「滑子」の意味・読み・例文・類語

なめ‐こ【滑子】

モエギタケ科のキノコ。秋から冬にかけ、ブナなどの枯れ木に生える。茶色で、全体粘液に覆われる。人工栽培もされ、色は淡い。味噌汁の具やおろし和えなどにする。 冬》「霧さむき月山―食ひ惜しむ/楸邨
[類語]きのこ松茸椎茸榎茸舞茸湿地初茸松露マッシュルームシャンピニョンエリンギ木耳きくらげ

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関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「滑子」の意味・読み・例文・類語

なめ‐こ【滑子】

  1. 〘 名詞 〙 担子菌類モエギタケ科のきのこ。日本特産種で、東北地方のブナ林に多く、晩秋、ブナなどの広葉樹朽木に群がって生じる。かさは径三~八センチメートル、始め球状だがのち扁平に開き、茶褐色で、いちじるしい粘液におおわれる。柄は高さ五センチメートルくらい、上部にはニカワ状のつばがあり、それより上部はほぼ白色下部褐色を帯び粘液に覆われる。美味なので広く人工栽培される。なめすき。《 季語・冬 》

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[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

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