日本大百科全書(ニッポニカ) 「エリンギ」の意味・わかりやすい解説 エリンギえりんぎ[学] Pleurotus eryngii 担子菌類、マツタケ目(ハラタケ目)ヒラタケ科の食用キノコ。和名のエリンギは学名に由来する。地中海沿岸から中央アジアを原産とし、現在では台湾、中国、日本でも広く栽培される。イタリア料理やフランス料理では古くから使われてきたが、ほかの既存種とは異なる柄の太い姿形、歯ごたえのある食感から和風料理の食材としても好まれる。栄養面ではヒラタケ、マイタケなどと同様に低カロリーで、ビタミンB群やD、食物繊維を多く含む。[編集部] エリンギ 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例