(読み)キノコ

デジタル大辞泉 「茸」の意味・読み・例文・類語

き‐の‐こ【×茸/×蕈/菌】

《「木の子」の意》菌類うち、顕著な子実体しじつたいを形成するもの。大部分担子菌類に、一部子嚢しのう菌類に属する。ふつう傘状をなし、山野樹陰や朽ち木などに生じる。食用となるマツタケシイタケシメジなどと、有毒なテングタケツキヨタケなどがある。くさびら。たけ。 秋》「道かはす人の背籠や―にほふ/秋桜子
[類語]松茸椎茸榎茸舞茸湿地初茸松露滑子なめこマッシュルームシャンピニョンエリンギ木耳きくらげ

たけ【×茸】

きのこ。

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精選版 日本国語大辞典 「茸」の意味・読み・例文・類語

たけ【茸・菌】

  1. 〘 名詞 〙
  2. きのこ(菌)」のこと。《 季語・秋 》
    1. [初出の実例]「便ち紫の菌(タケ)雪より挺(ぬ)けて生ひたり」(出典日本書紀(720)皇極三年三月(岩崎本平安中期訓))
  3. 獣肉をいう。獣の肉を直接にいうのを避けて用いた語。
    1. [初出の実例]「種々の事忌定給ひき。〈略〉完(しし)多気(タケ)と云ふ」(出典:皇太神宮儀式帳(804))

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動植物名よみかた辞典 普及版 「茸」の解説

茸 (キノコ・クサビラ;タケ)

植物。松茸・椎茸・湿地など大型菌類の総称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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