出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
静岡県焼津市焼津に鎮座。旧県社。祭神は本殿に日本武尊(やまとたけるのみこと)、相殿(あいどの)に尊の東征に従った吉備武彦(きびのたけひこ)、大伴武日連(おおとものたけひのむらじ)、七束脛(ななつかはぎ)を祀(まつ)る。焼津は、景行(けいこう)天皇40年、日本武尊が東国征定の途中、野火の難にあい、向火(むかいび)をつけて草薙剣(くさなぎのつるぎ)で草を薙(な)ぎ払った所という、『日本書紀』の地名起源説話に由来する。当社の創建年代は不明であるが、『駿河国風土記(するがのくにふどき)』では反正(はんぜい)天皇4年と伝える。927年(延長5)成立の『延喜式(えんぎしき)』神名帳には国幣の小社として記載する。今川氏は社領500石を寄進、また徳川家康は社殿を造営し、70石の朱印地を寄せた。例祭は8月13日で、神輿(みこし)渡御があり「焼津の荒祭り」として名高い。
[土岐昌訓]
年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新
10/1 共同通信ニュース用語解説を追加
9/20 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新