コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

燃え尽き症候群 えつきしょうこうぐんBurn-Out Syndrome

知恵蔵の解説

燃え尽き症候群

バーンアウト症候群」のページをご覧ください。

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

知恵蔵miniの解説

燃え尽き症候群

一つの物事に没頭していた人が、突然、燃え尽きた(バーンアウトした)かのように無気力状態に陥る症状。米国の心理学者ハーバート・フロイデンバーガーが1970年代に命名し、提唱した。当初は医療・福祉従事者や教師に多い症状とされていたが、現在では様々な職種・業種に見られることが明らかにされている。一般に、熱心に打ち込んできた物事から相応満足感達成感が得られず、そのストレスで心身極度に疲労することによって引き起こされる症状を指すが、アスリートなどが大きな目標を達成した後に陥る虚脱状態を指す場合もある。燃え尽き症候群になると、憂うつ、無気力感、無感動、焦燥感、イライラ感、自己卑下、仕事に対する嫌悪感、思いやりの喪失といった精神的な症状や、不眠、頭痛、胃痛といった身体症状が現れ、悪化するとうつ病に至るケースもある。症状の改善には、自分に厳しくしすぎず、十分な休養によって心身の負担を減らすことが重要とされる。

(2014-12-25)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

燃え尽き症候群
もえつきしょうこうぐん
burnout syndrome

意欲に満ちあふれていた人が,突然無気力や自己嫌悪に陥って職場不適応や出社拒否の兆候を示すこと。バーンアウト・シンドロームともいう。 1970年代のアメリカ合衆国で,医療従事者など激務を強いられる専門職に多くみられた。仕事への心的エネルギーが過剰に要求され続けることによってストレスが重なり,精神的・身体的に疲労が極度になることが原因とされる。気持ちがふさいで晴ればれしないうつ状態偏頭痛めまい自律神経失調といった心身症の症状から始まることが多い。仕事のみならず,受験勉強に追われる学生,災害ボランティア教員,長い介護の末に身内の最期をみとった家族にも症候がみられる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

燃え尽き症候群の関連キーワードスヴェン ハンナヴァルト五月病

燃え尽き症候群の関連情報