物を言う(読み)モノヲイウ

デジタル大辞泉の解説

物(もの)を言・う

言葉を発する。話をする。「目は口ほどに―・う」
効果を発揮する。効き目がある。「最後は実力が―・う」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

ものをいう【物を言う】

言葉を発する。話す。 目は口ほどに-・い あきれて物も言えない
効力を存分に発揮する。 動かぬ証拠が-・う 最後に-・うのは体力だ

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

もの【物】 を 言(い)

① ことばを発する。→ものいう(物言)
(イ) 口に出して何かしゃべる。話をする。口をきく。
※新古今(1205)恋三・一一八八・詞書「女のもとに、物をだにいはんとてまかれりけるに」
(ロ) ことばをかわして親しくする。ねんごろにする。
※源氏(1001‐14頃)真木柱「いかなる心にて、かやうの人に、物をいひけん」
(ハ) うるさく文句をいう。不平をいう。小言をいう。
※蜻蛉(974頃)中「かかるところにては、物などいふ人もあらじかしと思へどん」
(ニ) 挨拶(あいさつ)をする。声をかける。
※読本・春雨物語(1808)樊噲下「恐しくなりて、物もいはで出ぬ」
効力を発揮する。役に立つ。→ものいう(物言)
※入れ札(1921)〈菊池寛〉「此麽時(こんなとき)に一番物を云ふのは、腕っ節だ」

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