突然死(読み)とつぜんし(英語表記)sudden death

翻訳|sudden death

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

突然死
とつぜんし
sudden death

病気の発症から 24時間以内に死亡すること。心筋梗塞 (こうそく) が最も多く,脳出血脳梗塞クモ膜下出血などの脳卒中不整脈胃腸からの出血などが主な原因である。過労死 110番の集計によると,産業別のワースト4は (1) 放送関係,(2) 自動車産業従事者,(3) 建設業従事者,(4) コンピュータ技術者。また職種別では (1) 営業・事務,(2) 会社管理職,(3) 工場労働者,(4) 建設労働者,(5) 運転手が多い。なお,発症から約1週間以内に死亡する場合は急性死という。

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知恵蔵の解説

突然死

様々な疾患が原因で、中でも多いのがいわゆるポックリ病。健康な人が夜間に突然死亡する。若い男性に多く、前夜に飲酒や過食をしていることが多い。ポックリ病は原因不明の突然死の10%に上る。そのほか冠動脈硬化症による不整脈、心臓疾患を始め、脳出血などの脳血管障害、消化管や泌尿器出血なども突然死の原因となる。また、過労による突然死は過労死といい、乳幼児が突然死亡する乳幼児突然死症候群(SIDS)もある。

(今西二郎 京都府立医科大学大学院教授 / 2007年)

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百科事典マイペディアの解説

突然死【とつぜんし】

1991年,厚生省の調査では,壮年齢層の死亡者の8人に1人は,発症から1週間以内に死亡する突然死であることが明らかになった。心筋梗塞脳梗塞脳出血,特発性心筋症などによるものが多く,死亡数は男性が女性の3倍であった。いわゆるぽっくり病も含まれる。最近増加している過労による突然死は過労死とよばれる。
→関連項目AEDA-Cバイパス術

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大辞林 第三版の解説

とつぜんし【突然死】

急死・頓死のこと。突然心臓の拍動が停止するものと、内因性の疾患が発症し急変して24時間以内に死亡するものとがある。

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世界大百科事典内の突然死の言及

【急死】より

…元気であった人が突然に死亡することで,突然死あるいは頓死ともいう。急死はその死亡原因の由来により,外因性急死と内因性急死に分けられるが,一般に急死といえば内因性急死をさす。…

※「突然死」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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