ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説
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穀物などの蒸し器。鉢形または甕(かめ)形の器の底に、下の器から沸いた湯気をあげる穴をあけ、中に簀子(すのこ)や麻布を敷き、蓋(ふた)をして食物を蒸す。弥生(やよい)時代の土器にもみられたが、5世紀のころ、朝鮮南部を経て角(つの)状の把手(とって)のある大型の土製の甑が伝来し、土製の釜や竈(かまど)と組み合わせて使用された。山上憶良(やまのうえのおくら)は、「竈(かまど)には火気(けぶり)ふき立てず甑には蜘蛛(くも)の巣かきて、飯炊(いいかし)ぐ事も忘れて」と詠んでいる。甑では米を蒸して強飯(こわめし)、蒸し米を干して糒(ほしいい)、杵(きね)で搗(つ)いて餅(もち)をつくる。稗(ひえ)は蒸してから搗いて殻を除き飯にする。そのほか、団子、ちまきを蒸すとか、酒造やみそづくりにも用いられる。平安時代に曲物(まげもの)の甑が出現し、のちに桶(おけ)の甑となり、江戸時代には蒸籠(せいろう)の発達をみた。
[木下 忠]
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