生理的食塩水

百科事典マイペディアの解説

生理的食塩水【せいりてきしょくえんすい】

外に取り出した生物の器官や組織を,しばらくの間生かしておくための塩化ナトリウム溶液。体内でそれらの器官を取り巻く体液と等浸透圧になるよう調製されており,カエルで0.7%,哺乳(ほにゅう)類では0.9%くらいのものが用いられる。より長く生存させるためには,これに塩化カリウム,塩化カルシウム,塩化マグネシウム,さらに炭酸水素ナトリウムなどの緩衝剤やブドウ糖を添加した各種の生理的塩類溶液や培養液が用いられる。代表的なものにリンゲル液,ロック液など。→浸透圧

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世界大百科事典内の生理的食塩水の言及

【生理食塩水】より

…最も組成が簡単で,血漿と浸透圧の等しい溶液。生理的食塩水ともいう。蒸留水1000ml中食塩(塩化ナトリウム)9gを含む。…

※「生理的食塩水」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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