田無[市](読み)たなし

  • 田無

百科事典マイペディアの解説

東京中部の旧市。1967年市制。2001年1月東隣の保谷市と合併して西東京市と改称武蔵野台地にあり,中心市街は青梅街道宿場町として発達。1927年西武鉄道の開通とともに急速に住宅地化した。1960年代以降,軍需工場跡地に旧保谷市東久留米市にまたがってひばりが丘などの大住宅団地が建設され,都の近郊住宅地,工場地区として発展している。東大農学部付属農場がある。6.80km2。7万5997人(1998)。

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世界大百科事典 第2版の解説

東京都中部の市。1967年市制。人口7万4813(1995)。武蔵野台地中央に位置するため水利に恵まれず,江戸時代に玉川上水から田無用水が分水されて畑作が可能となった。早くから青梅街道の宿場町として開け所沢街道が交差することから農産物集散地として1・6の日に市が立つなど,明治まで武蔵野では府中に次いで栄えた。しかし中央本線が離れて開通したため大正末までは農村地帯の小中心地にとどまった。1927年に西武新宿線が町の中央を通って開通,都心と直結してから近郊住宅地として発展した。

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