白石町(読み)しろいしちよう

日本歴史地名大系 「白石町」の解説

白石町
しろいしちよう

[現在地名]白石区菊水一条きくすいいちじよう一―二丁目・菊水二条きくすいにじよう一―二丁目・菊水三条きくすいさんじよう一―二丁目・菊水四条きくすいよじよう一―二丁目・菊水五条きくすいごじよう一―二丁目・菊水六条きくすいろくじよう一―二丁目・菊水七条きくすいななじよう一―二丁目・菊水八条きくすいはちじよう一―二丁目・菊水九条きくすいくじよう一―二丁目

明治四三年(一九一〇)白石村大字上白石村のうち、豊平川を挟んで札幌区に隣接する現国道一二号以西、南七条米里みなみななじようよねさと通以北の地が同区に編入されて成立した町。編入面積は六九町歩、戸口は四二戸・二一〇人であった(「北海タイムス」明治四三年三月二九日)


白石町
しろいしちよう

面積:四五・二六平方キロ

白石平野の中央に位置し、西は杵島山中央部を境とし、南東有明海に面した細長い町。この町の約半分は有明海の干拓・海退による新しい土地で、標高四、五メートルのところが多い。

明治二二年(一八八九)町村制施行によって成立した村のうち、福治ふくち村が昭和一一年(一九三六)町制をしいて白石町となる。同三〇年、白石町・六角ろつかく村・須古すこ村が合併して白石町。


白石町
しろいしちよう

2005年1月1日:杵島郡白石町・有明町福富町が合併
【白石町】佐賀県:杵島郡
【有明町】佐賀県:杵島郡
【福富町】佐賀県:杵島郡

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「白石町」の意味・わかりやすい解説

白石〔町〕
しろいし

佐賀県中南部,佐賀平野の南西部にある町。有明海に臨む。町域を東西六角川が蛇行し,三角州を形成。 1936年町制。 1955年六角村,須古村の2村と合体。 1956年北有明村と橋下村の一部を編入。 2005年有明町,福富町と合体。近世以降有明海の干拓事業が進展し,沿岸には国営有明干拓が広がる。ため池,井戸灌漑による米作が中心で,レンコンをはじめ,タマネギなどを栽培し,ノリ養殖も行なう。北部には条里制遺構がみられる。六角川河口に住ノ江がある。 JR長崎本線,国道 207号線,444号線が通じる。面積 99.56km2。人口 2万2051(2020)。

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