石井ランシング協定(読み)イシイランシングキョウテイ

デジタル大辞泉 「石井ランシング協定」の意味・読み・例文・類語

いしいランシング‐きょうてい〔いしゐ‐ケフテイ〕【石井ランシング協定】

大正6年(1917)、日本の特派大使石井菊次郎米国の国務長官ランシング(R.Lansing)との間で調印された協定。日本の中国における特殊権益の承認と、中国の領土保全門戸開放機会均等などを決めた。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「石井ランシング協定」の意味・読み・例文・類語

いしい‐ランシング‐きょうてい いしゐ‥ケフテイ【石井ランシング協定】

大正六年(一九一七)日本特派大使石井菊次郎と、アメリカ国務長官ロバート=ランシングが調印した日米共同宣言。日本の中国における特殊権益の承認と、中国の領土保全、門戸開放、機会均等などを規定。同一二年、ワシントン会議で廃棄。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android