石原謙(読み)いしはらけん

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

石原謙(いしはらけん)
いしはらけん
(1882―1976)

キリスト教史家。東北帝国大学教授、東京女子大学学長、青山学院大学教授を歴任。日本基督(キリスト)教学会理事長、中世哲学会委員長(会長)、日本学士院会員としてキリスト教学を日本の社会に育成し、文化勲章を授与された。植村正久に信仰上の感化を、波多野精一(はたのせいいち)とハンス・フォン・シューベルトHans von Schubert(1859―1931)にキリスト教学上の影響を受けた。キリスト教の歴史性を尊重した。主著に『キリスト教の源流』『キリスト教の展開』の大著があり、日本におけるアウグスティヌスとルター研究の礎石を築いた。[加藤 武]
『『石原謙著作集』全11巻(1978~1979・岩波書店)』

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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