祐徳稲荷神社(読み)ユウトクイナリジンジャ

百科事典マイペディアの解説

祐徳稲荷神社【ゆうとくいなりじんじゃ】

佐賀県鹿島市古枝に鎮座。旧県社。倉稲魂(うかのみたま)神・大宮売(おおみやのめ)神・猿田彦(さるたひこ)大神をまつる。1687年鹿島藩主鍋島氏の夫人万子が京都御所内の稲荷社から勧請したもの。例祭は3月初午の日。ほかに玉換祭(4月8日),お火焚祭(12月8日)がある。開運の神としての信仰が厚い。
→関連項目稲荷信仰鹿島[市]

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デジタル大辞泉プラスの解説

祐徳稲荷神社

佐賀県鹿島市にある神社。祭神は倉稲魂神(うかのみたまのかみ)・大宮売神(おおみやのめのかみ)・猿田彦神(さるたひこのかみ)。鹿島藩主・鍋島直朝の妻・万子が京都の稲荷大神の分霊を勧請、1687年に社殿を建立したもの。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

祐徳稲荷神社
ゆうとくいなりじんじゃ

佐賀県鹿島(かしま)市古枝(ふるえだ)に鎮座。社殿は石壁(いわかべ)山腹の岩崖(がんがい)に組み上げられた丹(に)塗りの高楼建築で、その華麗さから鎮西(ちんぜい)日光とも称される。祭神は倉稲魂大神(うかのみたまのおおかみ)、大宮売(おおみやめの)大神、猿田彦(さるたひこ)大神。1662年(寛文2)肥前(ひぜん)鹿島藩主鍋島和泉守(なべしまいずみのかみ)直朝(なおとも)に入嫁した花山院萬子媛(かざんいんまんこひめ)が、京都花山院邸内に祀(まつ)られていた稲荷大神の分霊を勧請(かんじょう)したのに始まる。1687年(貞享4)現在地に社殿が建立されてより、媛はここに居を移し、80歳で没するまで修行奉仕した。社名は媛の諡(おくりな)である祐徳院瑞顔実麟大姉(ずいがんじつりんたいし)にちなむ。例祭は3月初午(はつうま)の日。ほかに2月初午日の初午祭、4月8日春祭、8月1日夏祭、12月8日秋祭がある。旧県社。[佐野和史]

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精選版 日本国語大辞典の解説

ゆうとく‐いなりじんじゃ イウトク‥【祐徳稲荷神社】

佐賀県鹿島市古枝にある神社。旧県社。祭神は倉稲魂(うかのみたま)神ほか二柱。貞享四年(一六八七)鹿島城主鍋島直朝夫人の花山院万子(諡号祐徳院)が創祀。日本三大稲荷の一つとされ、また鎮西日光の称がある。祐徳院。石壁神社。

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