コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

祝島 いわいしま

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

祝島
いわいしま

山口県南東部,周防灘にある島。最高所標高 357m。上関町に属する。長島西方にある複輝石安山岩台地の島で,急傾斜の階段耕作地に水稲ミカンを栽培し,放牧も行う。宮戸八幡宮の神舞 (かんまい) は有名。柳井港から定期船の便がある。面積 7.67km2。人口 644 (2000) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

祝島

周囲約12キロ、人口500人弱。上関町では3番目に大きな集落でもある。タイの一本釣りビワの栽培が盛ん。自然と共生しながら原発計画と闘う姿は、2010年に「祝(ほうり)の島」「ミツバチ羽音と地球の回転」の2本の映画になった。今年1月には東京の環境NGOと「祝島自然エネルギー100%プロジェクト」を開始。太陽光風力などでエネルギー自給をめざす。週に1度の原発反対島内デモは1100回に達した。

(2011-06-28 朝日新聞 朝刊 広島1 2地方)

出典 朝日新聞掲載「キーワード」朝日新聞掲載「キーワード」について 情報

百科事典マイペディアの解説

祝島【いわいじま】

山口県南部,上関(かみのせき)町に属する島。面積7.68km2。《万葉集》に伊波比島とみえ,周防の歌名所であった。安山岩からなり台状を呈する。山腹に段々畑や棚田が発達,ミカン栽培,牧牛が行われ,沿岸ではタイ,イワシ漁獲

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト百科事典マイペディアについて 情報

世界大百科事典 第2版の解説

いわいしま【祝島】

山口県南部,熊毛郡上関(かみのせき)町に属する周防灘の離島。面積7.7km2,人口775(1995)。《万葉集》に詠まれている〈伊波比島〉で,古代から瀬戸内海航路上よく知られていた。北東岸に集落があり,ミカン園の多い階段耕地が発達した半農半漁村。島の周辺はタイ,スズキ,イワシの好漁場で,一本釣漁業者が多い。柳井港と室津からの船便がある。800年の伝統をもつ宮戸八幡宮の神舞(かんまい)神事は雄壮な海の祭典で,県の無形文化財

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

祝島
いわいしま

山口県南東部、周防灘(すおうなだ)に浮かぶ島。面積7.69平方キロメートル。熊毛(くまげ)郡上関(かみのせき)町に属す。柳井(やない)港から1日2便の定期船がある。安山岩からなる高台状の地形をなし、最高点は357メートル。『万葉集』巻15に2首詠まれている「伊波比島」で、周防沿岸からよくみえる。藩政時代から鯨組(くじらぐみ)や酒造り杜氏(とうじ)として多くの出稼ぎ者を出した。半農半漁村で、階段耕地が発達し、ビワ園やミカン園が多い。周辺は漁場に恵まれ、タイ、スズキの一本釣りや延縄(はえなわ)漁業が盛ん。宮戸八幡宮(はちまんぐう)の神舞(かんまい)は勇壮な海の神事や古式36種の神楽舞(かぐらまい)を伝え、県指定無形民俗文化財。またケグワの巨樹は県指定天然記念物。人口516(2009)。[三浦 肇]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

祝島の関連キーワード山口県熊毛郡上関町神舞(かんまい)漁業補償訴訟上関(町)上関[町]

今日のキーワード

あおり運転

危険運転の一種で、前方を走行する車両に対する嫌がらせ行為。車間距離を極端に詰めて道を譲るように強要する、猛スピードで追い回す、ハイビームやパッシング、並走しての幅寄せなどで威嚇する、といった行為が該当...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

祝島の関連情報