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禊教 みそぎきょう

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

禊教
みそぎきょう

教派神道 13派の一つ。開祖は井上正鉄。禊祓によって,罪や穢れを清め,誠の心となって神明に近づこうとするもの。3種の大祓の詞を唱えること,息の教えなどがあり,「トホカミエミタメ」と繰返し唱えれば無念無想の境に入ることができ,神人合一の忘我状態となるとする。

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デジタル大辞泉の解説

みそぎ‐きょう〔‐ケウ〕【×禊教】

神道十三派の一。井上正鉄(いのうえまさかね)を祖とし、明治初期に教団化。明治27年(1894)に一派独立。生活と密着した教義を有し、禊祓(みそぎはらえ)を重視する。

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百科事典マイペディアの解説

禊教【みそぎきょう】

教派神道十三派の一つ。井上正鉄(まさかね)〔1790-1849〕が,神祇伯白川家の禊の古伝を得て唱えたのを始まりとする。正鉄は幕府のため三宅島に流されたが,遺徒がその道をひろめ,1894年一派として公認された。

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大辞林 第三版の解説

みそぎきょう【禊教】

神道十三派の一。天保年間(1830~1844)に井上正鉄まさかねが創唱。禊祓はらえの教義を説く。幕府の弾圧を受け井上は三宅島の配所で没したが、門弟があとを継ぎ1894年(明治27)禊教として独立。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

禊教
みそぎきょう

神道(しんとう)教団の一つ。旧教派神道十三派の一つ。武蔵(むさし)国(東京都)梅田神明宮の神職井上正鉄(まさかね)が教祖。その教化活動が幕府より嫌疑を受け三宅(みやけ)島に配流となった正鉄が1849年(嘉永2)に同島で死去したのち、弟子たちがその教えを各地に広める。これは大きく二つのグループとなり、東宮千別(とうぐうちわき)(1833―1897)、村越鉄善(むらこしてつぜん)(1825―1908)らは、吐菩加美(とほかみ)講、身禊(みそぎ)講社を経て大成(たいせい)教所属の禊教を組織し、それとは別に1879年(明治12)に東京上野に井上神社を建立した坂田鉄安(かねやす)(1820―1890)らは、大社教所属ついで神道本局所属の惟神(いしん)教会禊社本院を1876年に組織。後者が1894年に一派独立して現在の禊教となる。初代管長は坂田安治(やすはる)。本部は東京世田谷(せたがや)区瀬田。神社数1、教会数25、布教所数46、教師数582、信者数8万8110(『宗教年鑑』平成26年版)。[井上順孝]

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世界大百科事典内の禊教の言及

【井上正鉄】より

…江戸末期の神道家。(みそぎ)教の教祖。上野国館林藩士安藤真鉄の次男として江戸に生まれる。…

【教派神道】より

…(2)江戸時代後期に発達した富士信仰と木曾御嶽信仰の講を再編成した実行教,扶桑教,御嶽(おんたけ)教。(3)おもに明治初年に組織された惟神(かんながら)の道に立つ禊(みそぎ)教,神理教,神習教,大成教,神道修成派,大社教,神道本局(のち神道大教),神宮教。 第1の習合神道系創唱宗教では,黒住教は天照大神,太陽神を主神とする独自の民衆的神道説をかかげているが,天理教の天理王命,金光教の天地金乃神の信仰は,神社信仰を中心とする狭義の神道とは大きく隔たっている。…

【禊】より

…平安時代以降はもっぱら穢れを祓除する意味が強まり,密教系の垢離(こり)の観念にも習合して水垢離,浜垢離,寒垢離,滝行,水行などの修行形式に発展した。中世から近世にかけて修験道や社家神道でその行法を各地の祭礼神事に広め,幕末の神道家井上正鉄(まさかね)は伯家(はつけ)神道の禊法を採用して後の禊教の基をひらいた。【薗田 稔】。…

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